無在庫転売は違法!?違法になるケースを徹底解説!

こんにちは!物販こあら🐨です。

無在庫転売と聞くと「違法じゃないの?」と思っている方はまだまだいるのが現実です。実際、「無在庫転売」と検索するとまず最初に目に入るのが「違法」というワードです。世間の無在庫転売に対する印象は良いとは言えませんが、副業として無在庫という手法を採用している人は年々増加しています。

副業を始めるにあたって無在庫転売に疑問を持っている方もいるかと思いますので、今回は物販こあら🐨的に「無在庫転売は違法なのか」について詳しくお話していきたいと思います。

無在庫転売とは?

無在庫転売とは、在庫を持たずに注文が入ってから商品を仕入れる物販スタイルです。物販の基本的な流れは「商品在庫を保管し、注文が入ったらその在庫から出荷する」というものですが、無在庫転売は在庫を抱えることがないので、「売れなくて手元に在庫が残ってしまう」というリスクがありません。

副業で物販を始める方にとってはこの在庫リスクが大きな壁になってしまうので、無在庫転売というスタイルはリスクなく物販を始めることができるのです。

無在庫転売は違法なの?

結論から言うと無在庫転売は決して違法ではありません。昔から「ドロップシッピング」という手法で販売が行われてきました。注文が入ったことに対してしっかりと対応・商品の発送が行えれば、問題はないのです。

ただ、販売サイトによっては無在庫での出品を禁止にしているところもあります。メルカリは無在庫転売を禁止していますよね。

最悪の場合、違法とされることもあるので十分に気を付けて行う必要があります。

無在庫転売が違法になるケースは?

上記で違法にはならないとお伝えいたしましたが、無在庫転売をする上で注意しなければ違法になるケースもあります。訴えられたりした際に知らなかったでは済まされないので事前に知って回避し、対策していきましょう。

商品を発送しない場合

意図的に発送しないのはもちろん犯罪ですが、在庫切れなどの理由でどうしても商品を発送できないというケースが発生することも十分にあり得ます。代金は支払われているのに商品を発送しないのは民法違法にあたるので、在庫の確認などはツールに任せきりにせずに自身でも行うようにしましょう。

また、どうしても在庫が確保できず発送できない場合には、しっかりと返金する必要があります。

違う商品を送った場合

しっかりと商品を発送したと思ったのに、うっかり違う商品を送ってしまったということも稀にあります。すぐさま返品・返金対応を行えば大事になることはほとんどありませんが、対応が遅くなればなるほど「騙した?」「詐欺では?」という疑いに変わってきます。通報や訴えられる可能性も0ではないので、十分に注意したいところですね。

商品自体が違法になる場合

例えば、武器と判断される銃や大きい刃物、偽物やコピー品は完全にアウトです。著作権・商標法・銃刀法などは事前に把握しておくことはもちろんのこと、「これもだめだったの?」と知らなかったでは済まされない、無知による犯罪を犯してしまうこともあり得るのでしっかりと確認しましょう。

自身で判断できないのであれば、取り扱わないかセミナーやコンサルタントの講師に相談して問題ないのか区別していくことで安心ですよね。

画像を無断転用した場合

意外と知らずにやってしまいがちなのが、画像の無断転用です。無在庫転売となると手元に商品がないので、商品の撮影を行うことができませんよね。一度手元に取り寄せて撮影するにしても手間もお金もかかってしまいます。そうするとどこからか無断で画像を持ってきて使用する人も出てくる訳です。

画像使用OKとしている卸サイトもありますが、何の記載もなく勝手に使用するのは著作権の侵害にあたるので許可を得てから使用するようにしましょう。

必要な手続きをしていない場合

販売する商品によっては資格や許可が必要なものもあります。医薬品であれば販売許可、食品であれば食品衛生管理者の資格、中古品であれば古物商許可など法律で定められています。

資格や許可が必要な商品の取り扱いに関しては、無在庫転売に関係なく必要なので売れそうなものを手当たり次第販売するのは危険なので気を付けてくださいね。

無在庫転売で気を付けるべきこと

これまでご紹介した通り、ケースによっては違法になる場合もありますし販売先のサイトによって無在庫で行うことを禁止とされている場合もあります。

少ない初期費用で在庫を抱えるリスクもなく、初心者でもわかりやすいビジネススタイルではありますが、それと同時にデメリットもあるということは理解しておきましょう。

特に、すぐに対応すれば解決することができた問題も面倒くさがって適当に対応しようとするとどんどん大きなトラブルに発展してしまいます。

何事にも念入りに下調べを行い、丁寧に対応することを心掛けましょう。

まとめ

今回は「無在庫転売は違法なのか?」についてお話いたしました。読んでいただいた通り、無在庫転売は違法ではありません。しかし、多少のリスクがありトラブルが起こりやすいというのが無在庫転売の特徴です。

ただその分、しっかりと対策を行うことで、在庫リスクを抱えずにしっかりと稼げるようになるので、無在庫転売の注意ポイントに気を付けて健全にビジネスを行っていきましょう。

以上、物販こあら🐨でした

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